62.ミスターナーバス

Sugarのライヴは

いい意味で遊びがある

きゃっきゃっていう

浮ついた遊びじゃないよ

余裕があるっていうこと

しきりに

俺、疲れてんのかなって

いってたけれど

なにをいってんだい

余裕があるじゃねえか

いつもね

軽い嫉妬なんだな

それはギターにも歌にも

感じることだ

話していても

感じることなんだ

遅い時間までつきあってくれて

本当にありがとう

また俺の悩みを聞いておくれよ

おれとかつみちゃんが

同時にぴんときた

愛ちゃんよぼうぜって

そして

歌いに来てくれた

中島愛ちゃん

彼女は

とても大事に歌を唄う

一曲一曲を

大事にしてるんだなあって

すごく伝わる

優しく

激しく

その表情がいい

ありがとう愛ちゃん

今度は忘れずにツーショットを

ああかつみちゃんもいれるかしょうがないから

俺はといえば

またあの野郎がきやがった

ミスターナーバスだ

気になっちまってしょうがない

どこに立ってんのかなあ

どっちに足だしゃいいのかなあ

どんな面してりゃいいのかなあ

プライドだけは高いが

周りがやたら気になる

面倒くせえうえに

難しい男だ

あっちへいけよミスターナーバス